昔の事・今の事

基本noteと言うサイトや、他にキマグレに作ったブログからの転送で、加筆・訂正ありです。https://note.mu/zhou

「北の国から’92巣立ち」の事。その6. 撮影・夏(1992)

 

 ロケハンだの、衣裳合わせだの、リハーサルなんかが終ると、いよいよ撮影が始まる。

 緊張しながらも一番たのしい時間だ。

 撮影スケジュールは、最初に添付した香盤表をもとに作られる。もちろん、例外もある、シーン1から順番に撮っていく、なんて贅沢な話も聞いた事があるが、「北の国から」も、そこまで贅沢ではないし、非効率だ、順撮りしたら、北海道と東京を何往復もしなくてはならない。

 通常は、ロケ場所や俳優さんを中心にスケジュールが立てられる。{駅}での撮影があるなら{駅}の場面をまとめて撮る。{五郎さんの家}なら{五郎さんの家}の場面をまとめて撮る。そうやって撮影は少しづつ進んでいく。

 ただ、「北の国から」が例外的なのは、ほとんどの役者さんが、他のドラマと、かけもちせず、スケジュールに余裕をもって北海道入りしてくれる事だ、天候も変わりやすく、撮影もスケジュールどうりに進むわけが無い、だから、自然をバックにした撮影なら、いつだって出来るのだ。

 クランクインは1991年7月22日。スタッフ・キャストはあらかじめ配られた「夏編 総合スケジュール表」を持って、北海道入する事になる。

  

 助監督業に興味がある方なら、シナリオを元に、自分でスケジュールをたててみるのも面白いと思う。

 私は二度とやりたくない。