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昔の事・今の事

基本noteと言うサイトや、他にキマグレに作ったブログからの転送で、加筆・訂正ありです。https://note.mu/zhou

「北の国から’92巣立ち」の事。その5. リハーサル2。(1992)

 

見て、意味があるかどうか、いくら「北の国から」のファンでも、そんな事まで知りたくないと思うけど、リハーサルスケジュールをすべて添付します。

「北の国から」のシナリオを読んでから、ドラマを見ると、演出する、という事がどういう事かよく判ると思います。

リハーサルで台本の文字が言葉になり、俳優のセリフは、登場人物の声になる、ただの動きが、気持ちが入る事により、自然な動きになる。

杉田さんは、セリフとセリフの間の気持ちに動きを入れる、声に出さないセリフを入れる、倉本さんへの挑戦である。

それらはすべてリハーサルで作られる。

 ただ、こんなに贅沢なリハーサルをさせて貰える監督はいないでしょう、僕がやりたいと言っても、笑われるだけだし、これだけリハーサルをして、作品が良くならなければ、どうしょうもないバカ監督と呼ばれるだけ、だから、怖くてもっとリハーサルがしたいと言えない。

 俳優にとっても、作品が良くならなければリハーサルなんてやりたくないだろう、だけど、俳優のためには、どんなバカ監督でもリハーサルはやった方がいいと思う。

 ただ、撮影もそうだけど、リハーサルでさえ、スケジュールどうりには進みません、いちおうスケジュールはあっても、そこに俳優がいれば、スケジュールに入ってないシーンのリハーサルをするなんて、杉田さんには当たり前の事。

 そのしつこさに、正直、うんざりする事も・・・。

 もうひとつ、杉田さんのリハーサルで、特徴的なのは、あらかじめ、「北の国から」のテーマ音楽や、劇中に出る、長渕剛や尾崎豊の音楽をかける事、音楽が乗ると、リハーサルでさえ、涙が出てきます。

  ただ、純や蛍が、歩くだけの場面でも、何もないリハーサル室を歩かせ、北の国からの音楽を流し、何度も何度も歩かせます。 

 そんな、なんでもないシーンでさえ、杉田さんは執拗にリハーサルを繰り返します。でも、リハーサルはとっても面白いです。

 

 

リハーサルスケジュールには終了時間が書いてない、恐ろしい事に、終った時間が終了時間なのだ。

また、リハーサルをしながら小道具の打ち合わせなんかもします。