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昔の事・今の事

基本noteと言うサイトや、他にキマグレに作ったブログからの転送で、加筆・訂正ありです。https://note.mu/zhou

手記ドラマシリーズ「写激狩人 フォトハンター」の事。(1986)

2時間ドラマ。手記ドラマシリーズ「写激狩人 フォトハンター~ある女性カメラマンの手記~」

テレビドラマデータベースによると 

http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-23106

この2時間ドラマは1986年10月6日に放送されたようだ。
放送時のタイトルは「写激狩人 フォトハンター~ある女性カメラマンの手記~」だが、撮影時には「しなやかな神話」だった。

普通の2時間ドラマの視聴者が、監督の名前など気にしないのは承知している。


それでも、映画ファンなら菅原文太主演で鈴木則文監督と聞けば、「トラック野郎」を思い浮かべるだろう。
僕は「トラック野郎」世代だ、全部劇場で見ている。

そんな僕に菅原文太主演で鈴木則文監督の2時間ドラマの助監督の仕事が来たのだから、ドキドキものだ。

準備段階で、すごく覚えている事がある。

スタッフルームで、僕は、おそらく文太さんのマネージャーさんと、電話で、衣裳合せの話をしていた、衣裳合せは、通常テレビ局の衣裳室でおこなうのだが、その時は文太さんのご自宅でやる事になっていた。

 電話口の向こうで、マネージャーさんが文太さんの自宅を説明して下さるのだが、その説明の仕方が、おそらく隣で聞いていた文太さんの気にいらなかったのだろう、とつぜん、電話の向こうに文太さんが出た来た、「菅原だ」と言ったかどうだか、そんな記憶はないが、電話口の向こうに、あの文太さんの声!!、思わず、僕は立ちあがってしまった。
 
 文太さんは「六本木の・・・○○の・・・」と丁寧に、説明して下さる、そして僕は直立不動で、思いっきり、敬語になって、受け答えし、緊張のまま電話を切った。

 切ったとたん、回りにいたスタッフに思いっきり笑われた。電話でこんなに緊張していたら、本人を前にしたらどうなる事か・・・。

 でも文太さんは、必要以上に気をつかわせない、いい方だった。
 
 撮影現場での鈴木監督は、撮るのが早かったという印象。

 救われたのは岡江久美子さんの明るさだった。

 道の奥の方から岡江さんが歩いてくる、そんな場面を撮影する時、岡江さんと、メイクさんと、トランシーバーを持った僕の3人だけが、道の奥でスタンバイする。

 そんな、ちょっとした待ち時間の時、僕は岡江さんの髪の枝毛を、ずっと切らされていた、でもそれは決して嫌な感じではなく、なんだか岡江さんの話に笑いながら切っていた思い出が残っている。

この作品のスケジュール表は無く、メモだけが残っていた、8月1日クランクイン、8月20日クランクアップ。

通常より、少し長い撮影期間だ。

 アバンタイトル部分だけを動画サイトにアップした。センスのない編集だが、このベタな感じは時代的な事だけではなく、この泥臭さが鈴木監督の持ち味だと思う。

第4回ATP賞'87「ベスト20番組」選出作品。だそうだ・・・。

 

 

 

 


フォトハンター

 

アバンタイトル部分。泥臭い、カッコ良く無い映像だ、裸も出てくる、だけど、そこが鈴木則文監督らしいと思う。
桑田靖子ちゃんからマイクを受け取るのが28年前の僕だ、忘れていたので自分でビックリ。