昔の事・今の事

基本noteと言うサイトや、他にキマグレに作ったブログからの転送で、加筆・訂正ありです。https://note.mu/zhou

中国で家を買う・・・47

2016/06/24 00:35  

このところ、朝9時には内装している家に行き、夜8時過ぎまで、なんだかんだ働いている。

内装だけでなくちょっとした家具まで作っているので大変だ。中国にも勿論、家具屋さんはあり、なんだって買えるけど、日本と同じなのはイイものは高いと言う事。そして日本と違うのは安いものは余りにヒドイと言うこと。

そんな訳で、手ごろな値段で、ソコソコ良い物が見つからないので、作るしかないという事に・・・

今までにクローゼット、ベッドや棚、本箱、ゲタ箱など、製作したり製作中だったりする。

50点の出来だけど、まあかなり安く出来ているのでガマンだ。

階段の下には妻の希望どうり冷蔵庫を収め、その横に電子レンジなんかを置く棚を取り付ける。

 

最初に鉄工所に持ち込んだ図面なら、いくつかの飛び出しているボルトを支えに簡単に棚が出来ていたハズだったけど、まあ今更言っても仕方ない。

とりあえず、細かいものを製作しつつ、やらなくてはイケナイ事は、最後の床貼り。

短い廊下だけど、ここが一番水平が出ていない箇所で気が滅入る。

でもまあ、ここが最後の大きな工作で、あとはマドにガラスをはめたりとか、巾木を取り付けたりとか・・・ともかく内装は終わりに近づいている事は確かなようだ。

そしてニス塗り。木を保護するためにも早く塗りたい所だけど、お隣さんが妊婦で、シンナーの匂いに敏感になっている、とりあえず、お隣さんが{塗ってもいい}日だけ塗ることになっていて、一応6月20日までは良くって、それ以降は出産もあるから未定・・・という事だ。

そんな訳で20日までに塗るだけ塗ったのだが、

21日の朝、妻宛にメールで「昨日、赤ちゃんが生まれたので来月の20日まで塗らないで欲しい」との事・・・ そんなの関係ねぇ、とはいえ、おめでたい事だし、長い付き合いになるお隣さんとモメたくもない。

という訳で7月21日までニスは塗れない状態になってしまった。

ちなみに中国の漢民族は出産して1ヶ月は風にも水にも当たっちゃダメという事らしく、真夏でも窓を開けることなく、シャワーも使わず、家から1歩も出ず過ごすらしいです。

都会ではどうか判らないけど、この地方では、そんな風習が残っているみたい。

そんな事より、今住んでいる家が7月いっぱいで契約が切れるので、なんとしても7月中には引っ越す必要があり、内装を早く終らせなくてはイケナイのだ。

今、仮の引越し日を7月10日に決めて、なんとか間に合わせようともがいているのに、こんな時にかぎって電気ドリルが壊れる、ジグソーが壊れる・・・中国製の電動工具が揃って壊れてしまった。

中国製のサンダーは買って数日で壊れたし、丈夫なのはコンプレッサーで動くクギ打ち機だけ、充電式のインパクトは、動いているけど、もうバッテリーが完全充電されない状態・・・、残念ながら中国で買った電動工具はすべて半年たたずして全滅状態。

そんな中、日本から持ち込んだ電動丸ノコ、まったく壊れる気配が無い・・・、ただ165ミリの替え刃が、中国では容易に手に入らない事が判明、まあ色々あります。

余談ではあるけど、中国に来て一度も風呂に入ってない・・・勿論シャワーは毎日浴びてるけど、やはり日本人は風呂に入りたいものなのか・・・という事でバスタブを買おうかと下見に行った。

写真が撮れなかったのでネットからいただいちゃいました。

プラスチックのバスタブもあるけど、木も悪くないかと思案中。

中国で家を買う・・・46

 

2016/06/16 00:09  

カーテンを購入する。中国にはカーテンの既製品と言うものが存在しないようだ、ともかく見たことが無い、各住宅が、統一なく、勝手に天井の高さだの、窓の位置なんかを決めているので、スタンダードというものが無いのだろう。

という訳で、別に安いカーテンでいいのだけれど、作るしかない、という事でカーテン屋さんへ、

まあ、趣味はそれぞれなので良い悪いはないけど、シンプルな遮光カーテンを探すのに苦労した。

カーテンの値段はピンからキリまで、ウチは遮光カーテンとレースのカーテンをセットで、1m、55元の物にした、かなり安物のほうだが、まあ標準的といっていいだろう、コレを色違いで3部屋分、それとカーテンレール。

生地を決めた翌日、カーテン屋さんがサイズを計りに来てくれた。

女性ひとりでザクっと測っていく、プロなのだからと任せるしかない。

それから数日後、出来上がったカーテンを持って、カーテンレールを取り付けるための業者が来た、天井のコンクリートは初期の内装工事で配線をした際、かなり硬い事がわかっていたので、頼んだのだが、想像以上にデタラメな取り付け方で後悔の気持ちでイッパイ。

やはり、出来る限り自分でやるしかないのだ、自分でやったら50点の出来と判っていても、業者は20点の仕事しか出来ないのだ。

穴をあける際は、脚立の移動が面倒なので、手を伸ばして(かなりナナメになっても)あけられる範囲にしか穴をあけない・・・

そして関係ないところに穴をあけ、壁にキズをつける、当然、天井に取り付ける金具の位置もあまりにも適当。

もう、考えられない事ばかり、だが、特に謝る訳でも、補修して帰る訳でもない、やりっ放しだ。

まあ、予想はしていたけど、やっぱりここまでやるか!って感じ。

でも、これで業者に入って作業してもらうような事ももう無いだろう、本当は窓に網戸も取り付けたかったのだけれど、こんな調子では頼む気になれない。

 

内装作業も大詰めと思いながらも、なかなか作業は進んでいない。

最近の作業は玄関の割れた大理石を剥がしてコンクリート流し込んで、タイルを貼る準備。

これがどうしてイイのか判らない状況に、当然水平を出すべく、水平器を出し水平を測りながら四隅に糸を張り・・・的な事をやってみたら、どうにも水平が出ているはずなのに、ナナメっている。

何度も確認してドアの枠に水平器を当てると、ドアがナナメになって取り付けられている事が判明。当然の事に床もナナメである。

こんな状況でムリに玄関先だけを水平にすると、そこだけがナナメに見えてくる・・・という訳で、水平なんか、もうどうでも良くなる。

その後は

階段上の、大きく開いた穴を塞ぐフタのようなものを、丈夫な鉄骨を利用して作り。

その後、鉄骨の階段に板を取り付ける、いい加減な取り付け穴に一苦労。

タタミ置く台のニス塗りが完了。

まあ、着々と内装は進行中・・・

そんな中、ひとりで作業をしていた夕方、またまた現れたのが隣の夫婦、かなり前にもやってきて、ペンキの匂いが臭い、という苦情を言われ、奥さんが妊娠中と言う事もあったし、シンナー系の匂いがキツイのも判るので、ペンキを塗る時には連絡するという話になっていた。

その約束は守っていたのだが、なぜかやって来て、何か言ってる、夫のほうは少し英語が出来るようなので、匂いの事謝り、あと1ヶ月ぐらいで終るとはなし、妻から電話させると言う。

夫はニコヤカだが、奥さんは怒ってる感じ。

すぐに妻に電話するように伝え、夜に家に帰ると、隣の奥さん、かなり怒っていて、さんざん苦情を言って、こちらが「そう言われても内装を途中でやめる訳にはいかない」というと、電話を切られたという。

妻はお隣さんとケンカしてもイイ事ないのでと、メールで事情を説明、(こちらは電話番号で送れるショートメールが主流)かなり譲歩して、ニスを塗らない訳にはいかないけど、塗って欲しくない期間があれば塗らないから、と伝える。

その後、散々、文句のメールが来たようだが、まあなんとかうまくやるしかない。

上の写真右がお隣さんだけど、もう見て判るとうり?完全な漢民族で、漢民族には漢民族の色々なしきたりがあるらしく妻にはそれが判らない。

漢民族は漢民族の学校、朝鮮族は朝鮮族の学校で、高校まで出て、大学に入って初めて合流?する、決して仲良く暮らしている訳ではないようだ。

ともかく、漢民族には出産前、出産後に独特のしきたりがあるらしく、ニス塗りに神経を使う、当然、生まれたばかりの赤ちゃんにシンナーの匂いがイイと思っている訳ではない。

聞くところによると、中国では出産後、約1ヶ月、部屋から出ないそうだ、厚着をして体を冷やさないようにして過ごす、というのが一般的で、それはそれで、そういう風習を尊重したいが、1ヶ月もニス塗りが出来ないのはツライ。

お隣の出産と完成との勝負のようになってしまった。

中国で家を買う・・・45

 


2016/06/05 01:02  

 

鉄工所に発注した階段が出来上がり持って来てくれる事になった。

5cm巾の鉄パイプで溶接された階段はかなり重そうだ、最初は自分で組み立てるつもりでいたのが恐ろしい。

6つのパーツに分れた鉄骨が部屋の中で溶接されて階段になる予定。設計図が間違ってるとか言われたが、結局は設計図どうりに作られた、鉄骨の数は大幅に減ったけど、まあ、この国にしては上出来だ。

それよりも、設計図どうりではあったが、若干の設計ミスがあり、それは自分の責任なので、どうにもならない、まあ階段が上れないとかの致命的なミスではないのでちょっとガマンだ。

作業は3時間ほどで終り、なんとか階段の形になった。

これで板を取り付ければ階段だ。だけど、板を取り付ける穴がイイ加減に空けられていて、取り付けに苦労する事は明らか。

目で見ただけでセンターに穴が空いていないのが判るし、上の穴と下の穴の位置もかなり違っている、ちゃんと出来ないのなら自分でやったのに、困った人たちだ・・・だけど怒らない、もう慣れっこだよ。

しかし全部で50個ほどのグダグダの穴ピッタリに、板にも穴を空けられるか? 一日がかりになりそうな予感。

 

作業も終りに近づいた感はあるけど、細かな修正とかがいっぱい。

細かな修正?の中で、一番おおきいものが、玄関の大理石(ただのプラスチックなのに大げさな中国の言い方がキライ)の交換。バカ業者の嫌がらせで、簡単に割れてしまった。

このプラスチックを自分でタイルに貼りかえるのだ、タイルなんて貼った事ないけど。

ここで、問題発生、タイルはネットで注文した。日本なら家まで配達されるのが当然だけど、中国では配送センター送りで、そこまで取りに行かなくてはいけない事もある、それはこれまでもあった事で、そういう決まりならそれでイイのだけど、タイルの配送センターに問題があって、取りに行こうにも住所をちゃんと言わない、メールで送ってと言うと、メールが出来ないという。

これでは取りに行けない。

そして「重いから配達してあげる」という、当然お金を要求する、妻の通訳だと、「キミの所からだとタクシーで来るのに30元、戻るのに30元かかるでしょ、で、手数料とあわせて75元でいいよ」

配送センターの決まりなら仕方ないが、明らかに職員の小銭かせぎのバイトで、30元と言えど、日本ならラーメン3杯分、こちらでもコーラが10本買えるちょっとした金額だ。

妻、激怒だ。電話で怒鳴っているのでナニかと思ったら「誰がタクシーで行くって言った、バスが走ってるでしょ、バスで行ってバスで帰るわよ!」って言ったらしい。

結論をいうと30元で持って来てもらう事にした、これ以上モメるとタイルを割られる恐れがあるので妥当な所で手を打ったという感じ。自転車で行く気だったので、30元の損だが、致し方ない。

 

到着したタイル、タイルを貼る接着剤的なものは別の業者の配送センターに届いて、自転車で取りに行った、もちろん悪い業者ばかりではない。

玄関のタイルを貼る前に、これから家に入る人がいないかチェック、出来れば色々な人に貼ったばかりのタイルを踏まれたく無いので・・・

あと、この家に必要で、人に頼むような事はカーテンレールの取り付け、網戸の取り付けぐらいか・・・

まだまだ大変そうだ。

中国で家を買う・・・44

2016/05/26 

色々と忙し過ぎたので、キリの良い日を見つけて1日お休みにした、働きすぎてグッタリの日々が続いていたから。

発注した鉄骨の階段、製作している鉄工所から写真を添付したメールが来て「間違えちゃったけど、どうする?」って、訳のわからない事を言われる。

だいたい、間違えたのなら黙ってやり直せばイイと思うのだが、鉄骨代を出したくないという事なのだろう、「あなたが鉄骨代を出してくれるならやり直すげど、どうします?」って事のようだ。

写真を見ると鉄骨の重ね方を間違えたみたいだ、まだ4段しかやっていないようなので妻がやり直しをお願いした。

その翌日、今度は電話があって、「あなたの設計図が間違っていて、2m80cmが2m60cmになるから一度来てくれ」と言われる。

そんな訳ない、2m80cmと書いてあれば2m80cmで作ってくれればイイのだが、とりあえず行く事にする。

わかりやすく、渡した図面に数字を入れて持っていく。

そこで、通訳を介してなので、イマイチ良く判らない説明だったのだが、対角線で考えると1段ズレルのだという、まあイイ、図面が間違っていたとしても、とりあえず全長が2m80cmで、1段の高さも幅も20cmの段が14コで、とお願いしてくる。

どちらにしろ、図面どうりには作っていなかったが、まあある程度任せていたので、「いいね・いいね」と言って帰る、文句を言ったところで、この国ではどうにもならない、そのあたりはちょっと悟ったのだ。

そんな事をしながら、もう最後になる材木をまたまた購入して運んでもらう。

うんざりする量だ、もう自分で6階まで上げる元気はなく210元(4000円ほど)で上げてもらう。

計算したはずだが使い切る量なのか不安になる。

で、この材木を使い、ベッドを作り、

部屋の一部を30cmほど高くして、畳を敷きたいという妻のリクエストで、そんな段をつくる。

なぜ、こんな部屋が必要かというと、中国人は(勿論、全員では無いだろう)お客さんを床に直接寝せてたりしないそうだ、そんな事より、両親などが来た場合、自分たちのベッドを、そのまま使ってもらうらしい。

日本人的感覚から言うなら、貸す方も嫌だけど、借りるほうも嫌だ、好きな女の子のベッドならともかく、妻の両親のベッドに入るのは遠慮したいし、寝ていただきたくも無い。

そこで、一段高い、畳の部屋。ここに布団を敷くならOK、みんなの顔が立つという事で作る事に・・・ただ実際は畳は日本から送るのも高いし、中国で買うのも高いので{ゴザ}で当分の間はガマン。

そんな事と平行しながらトイレの天井を作る作業にもとりかかる、

早く終らせたくて、段々と作業が粗くなっているのが自分でも判るのでちょっと反省。

まだまだ作業は続くけど、段々と暖かくなり、夕方6時を過ぎても明るいので、この所、夜8時まで働いている、とりあえず、終りに向かっているのは確かだ。

中国で家を買う・・・43

 

やっと家の権利書が手に入った、まあ権利書などなくても自分の家ではあるけど、コレがないと、売る時などに、ちゃんとした証拠が無い事になる。

外国人だから面倒という事も若干あったけど、権利書を受け取るシステムが面倒だったりする。ちゃんと記録したいからと、妻に聞いても覚えてないほど、色々とたらい回しにされた。

前にも少し書いたけど、まず{州国安局}に行き、購入した家のまわり1キロが入った地図のコピー。戸籍謄本と、その翻訳。パスポートのコピーと、その翻訳。購入した不動産の登記表を提出して、なにやら書類を貰う。

それは、「お家を買ったなら税金を払ってね」という書類みたいで、

それを持って不動産局に行って、「税金をはらうよ」と言うと、身分証を出しなさい、外国人はパスポートを出しなさい、と言われる、それは、今まで中国で家を持っていないかを調べるためで、2軒目の住宅だと税率が違うらしい。

そこで、初めて住宅を購入した事がわかると「いくらの税金を払いなさい」という書類をもらう。

そこで、やっと税金を払う。

こんどは税金を払ったという書類を持って、マンションの販売所に行く、これでやっと権利書を作る書類が出来た訳で、販売所の人が権利書を作るための手続きをしてくれる。

しばらくすると、販売所から電話があり、今度は権利書を作る代金を払えと言われる。

300元(6000円弱)ほどだったそうだが、また不動産局に行き、お金を払う。

そして数日後、販売所から電話があり、「権利書が出来たから取りに来て」と言われる。やっと家が自分のモノになった気分だけど、なんか面倒なシステムだ。

そんな事もありながら内装は続いている。

 

とりあえず、すべての部屋の床貼りは終了、満足は出来ないけど、最大限の努力をして水平をとった。

残るは廊下に当たる部分と階段を作るための穴まわり。

6階と7階はつながっていなくて、穴があいているだけ、今までは脚立で上り下りをしていたけど、生活するとなると、ちゃんとした階段が必要。

階段が必要なのはずっと判ってはいたのだけど、作り方に悩んでしまい、保留状態にしていた事に決着をつけなくてはいけなくなった。

最初は木で作る気でいたけど、なんとなく、強度に不安があった事と、先に購入した冷蔵庫がキッチンに入れると意外と大きく、階段下に置きたいと言う、妻の希望もあって、鉄骨にする事に。

この街には鉄骨屋さん街みたいな所があって、その近所には鉄工場が並んでいるのを確認していたし、鉄の価格相場も把握していた。

そこで、簡単な図面を書いて階段の発注。

大きく作りすぎると6階まで持って上がれないので10分割したパーツをネジで留めて行く考え。

鉄骨屋さん街で、どこに頼めば安くてキレイか、検討もつかず、とりあえず最初に入った鉄工場は「出来るけど、キレイな仕事は出来ない」と言われる、素直に言ってくれて助かった、そこで、フラフラ歩いていると結構キレイに溶接している工場を見つける。

妻が歩道で階段の図面の説明。

さほど複雑ではないけど、理解してくれるまで大変だった、だけど一度理解してくれると「ネジは緩んでくるから、キミん家に行って溶接してあげる」という話になり、かなり図面を変更して発注する事に、何軒か見積もりをとるつもりだったけど、通訳を介した一度の説明でクタクタになってしまった。

ともかく階段もなんとか出来そうで内装もラストスパートって感じだ。

中国で家を買う・・・42

 

まだ内装してるの? と警備室のお兄さんに言われる、そう、まだ内装している。

我ながらウンザリであるけど、少しづつ終りが見え始めた。先週は無くなりかけた材木を購入。

終りが見えてきて、必要な材木の本数もだいたい把握できているけど、6階まで運んでもらう料金交渉に失敗して、自分で運ぶ事を考えるとちょっと多すぎるので、自分で運べる量だけにする。

いつもに比べるとかなり少ないけど、大きな重い板が多く、妻には持てないので、自分ひとりで運ばなくてはいけない事を考えての事、これでも30往復しなければいけない・・・

で、料金交渉だけど、すんなり140元で運んでくれる事になり、お任せする。

一番最初に6階まで運ぶ料金を聞いた奴が、日本人だと知って吹っかけたのだろう、当初の見積もりより、かなり安く運んでくれている。

運び屋さんは、僕が一度に1枚しか持てない板を、3枚背中に背負うようにしてもっていく、当然ながら、あっと言う間に終る。

今回のメインはフシだらけの集成材と、キレイな集成材、こちらの板のサイズは2メートル40センチ×1メートル20センチで、そのままだと階段を上れないので、縦半分に切ってもらっている。

この縦半分、日本なら1メートル20の半分は60センチで、ノコギリの刃の厚みが2ミリなら、それも計算にいれて、ピッタリ59センチ9ミリでカットしてくれる、まああっても、誤差は1~2ミリだ。

しかし中国、ちゃんと、真ん中で2等分、と言ったにも関わらず、61センチと59センチぐらいのいい加減さで切られてくる、毎回毎回だ、木ひとつ満足に切れない人たち・・・あきらめるしかない。

この所の内装仕事としては、このフシだらけの集成材で、引き出し作り。

物置を、ウォークインクローゼットというほどオシャレでも広くもないけど、そんな感じに、上の写真は妻の分で、僕のはかなり小さいです。

まあ、洋服もほとんど捨てて中国に来たので、今の所引き出し2つ分で十分。

あとは、ひとつだけ残った、一番広い部屋の床貼りにとりかかっている、広いだけあって、かなり水平がムチャクチャだ。

とりあえず、床板のサイズなどを確かめながら慎重に作業を進めていく。

妻はペンキ塗り、拾って来たようなドアと窓がとりあえずうまく収まってくれた、細かな修正点は色々あって頭が痛いけど、まあなんとかなるだろう。

なんで、こんな事を始めてしまったのか・・・若干の後悔はあるけれど、こちらのプロの仕事の素人具合は恐ろしいほどで、まだ住んでもいないのに、玄関の人工大理石は割れてしまったし、

壁のヒビもすごいことに・・・

ザツな仕事にあきれるばかり、プロではない自分でやってヘタなのは仕方ないけど、少なくとも、中国人のプロの仕事より丁寧で、ちゃんと床の水平が取れている(実はマズマズぐらい)。

もう、ナニからナニまで自分でやるか、どうでもイイとあきらめて暮らすしかないのだ。

まだ、しばらくは内装がづづきそうだ、そしてザツな中国人仕事の尻拭い的作業・・・中国には訴える所もないみたいで悲しい。

 

中国で家を買う・・・41

 

 

日本に行ってたので作業はストップ、中国に居ない間、家の権利書の事など、色々と妻がやってくれていたみたいだけど、結局、僕のパスポートがないと申請書類が作れないという事で、帰国早々{不動産局}のような所に出向く。

そこで、こんな書類が出来たのだけど、これは、僕が中国で住宅を所有していないという証明書類のようなもの。

これで登録されてしまったので、もし、もう一つマンションを購入するような事があれば、税金が高くなるそうだ、基本的に、住宅は一人1戸で、投資目的では買わせないという事みたいだけど、こんな事をするから、上海あたりでは偽装離婚が増えているというニュースを読んだ。

例えば僕たち夫婦が離婚して、今の住宅名義は妻だけのものにする。そして、独身になった僕は、新しいマンションを購入する、すべての手続きが終れば再婚、こういう場合はひと家族に2戸のマンションがあってもイイみたい。

書類が出来て権利書が手に入ったかと言えば、まだまだで、これを不動産屋に持って行き、ナニかしてもらって、それから又、何処かに行かなければいけないらしい。

誰もがちゃんとした事を言わないので、良くわからないし、妻もあきれて、もう言われた事だけをスル!とちょっと怒っている。

全体的な流れを説明してくれる人が誰もいない、これは中国のあらゆる場面であること、まあ仕方ない。

 

さて家である。日本でのかなりの時間、ホームセンターの中にいた。中国に無くて欲しかったもの、質のイイもの。ネジから工具まで、ナゼ持っていかなければいけないか、よく判らないけど、延吉という小さな町では、手に入らないものが一杯ある。

スーツケースの中のかなりの部分が工具や金具、電線、タイル・・・そんなモノで占められてしまった。

そんな中のひとつ、ドアチェーンを日本から持ち込んだ、中国に無い訳ではないけど、取り付ける部分の巾が狭かったので、イイ感じのものが無かったのだ、ついでにネジと鉄工用のドリルの刃も買ってきた、日本のホ-ムセンターには1ミリ単位の、穴のサイズが違うドリルの刃が揃っているけど、中国(この町)には無い。

この家のドア、見た目ガッシリしていて、なんとなく鉄っぽかったので、ちょっと高級なドリルの刃を買ってきたのだけど、穴をあけてみてビックリ、ペラッペラのアルミ(1ミリほど)がペラッペラのベニヤ(3ミリほど)に貼られていただけのインチキドア・・・改めて家の質の悪さにあきれるばかり。

どんなに鍵が頑丈でも、ドリル1本で簡単に穴があき、そこから手を入れればドアが開く。

それでも、ドアチェーンがあると安心、ズカズカと入ってくる人が多いので、欲しかったのだ。

後は、やり残していた壁に板を張る作業。

少しだけ部屋っぽくなってきた。

そして、物置にする部分の床貼り準備。

少しづつ完成に近づいているようだけど、そろそろ、次の材木の買出しに行かなければいけない・・・早く終わりたい。